delightful tool

作り手が丁寧に作りこんだ道具を、使い手にきちんと伝え、届けます。

自然さ

今日は数ヶ月振りに国分寺に行ってきました。目的はシロ.の秋冬物を見て、原田さんとお話をするため。

服のこと、生地のこと、靴のこと、革のこと。色々なお話ができました。

インスタグラムで見ていた秋冬物、やはり実物は画像以上に良かったです。秋冬らしい温もりのある質感。その温もりは生地だけでなく服そのものから感じられるから不思議です。シロ.の服にはその季節に袖を通したくなる自然さがあって好きです。寒いからこの服を着る、暑いからこの服を着る。服として当たり前の感覚が心地良く、好きです。

雰囲気としての自然さ(ナチュラルテイスト)ではなく、そのモノが本来持つべき自然さ。原田さんが手がける服にはそんな自然さが在ると思っています。

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丁度良さ

私がオーダーの靴屋を始めようと思ったきっかけの一つに「自分にとって丁度良い革靴」が見つからなかったことがあります。

ワークブーツほどのボリュームと無骨さは必要無く、ドレスシューズほどの繊細さと華やかさも必要無い。このような立ち位置のブランド、モデルはあります。しかしここに好みのフィッティング、デザイン、素材を掛け合わせると「これだ」と思える靴を見つけるのは非常に難しいです。

それならカジュアルとドレスの間をベースにして、デザインや素材の組み合わせが選べれば良いと考えてスタートしたのがdelightful toolのオーダーシューズです。

当然のことながら「自分にとっての丁度良さ」は人それぞれで、趣味嗜好はもちろんその人の生活スタイルによっても変わってきます。

そこまでカジュアルでもないし、そこまでドレス(スーツばかり)でもない。ラフに見えすぎないよう、Tシャツではなく襟付きのシャツを選ぶ。きっちり見えすぎないよう、スーツではなくジャケットとパンツを選ぶ。そんな感覚が丁度良いと思える方、思える時に当てはまる革靴がdelightuful toolだと思っています。

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オーダー

先日シャツをオーダーしました。お願いしたのはドレスシャツではなく、休日に袖を通すカジュアルなシャツ。カジュアル、リラックスした雰囲気を得意としているシャツ屋さんなので、仕上がりがとても楽しみです。

シャツ屋さんと話していると色々な発見がありました。カジュアル、リラックスした雰囲気を出すには生地や型紙だけでなく、ボタンの位置やステッチも非常に重要であること。小さなディテールを組み合わせていくことで全体の雰囲気が決まる。洋服であれ靴であれ、やはりオーダーは面白いです。

革靴について素材の特徴や細かなディテールを知らなくても大丈夫です。

「こんな時に履きたい」「こんなファッションが好き」

このようなことを伝えていただければ大丈夫です。ご自身に合った丁度良い一足になるよう、一緒に考えて決めていきましょう。

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神戸出張

今週の水曜日、日帰りで神戸に行ってきました。

目的は靴の製作をお願いしているANCHOR BRIDGEの村橋さんと打ち合わせをするため。

一年振りに訪れたアトリエには新しい什器や、昨年にはなかった靴たちが並んでいました。

 

Euphonicaさんのオーダー会でご注文いただいた靴も、順調に製作が進んでいます。

フィッティング、木型、新しいデザイン。一年間の活動を通じてわかったこと、感じたことを踏まえて貴重な意見交換ができました。今回の打ち合わせの内容が形になれば、より多くの方に革靴の良さを伝えることができるようになると思っています。

そして改めて感じたのはANCHOR BRIDGEで靴を製作してもらえていることのありがたさ、ANCHOR BRIDGEが手がける木型や靴の素晴らしさ。一度に全てを伝えることはできませんが、少しずつ私の言葉でみなさまにお伝えしていきたいです。

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デザイン

delightful toolのロゴ、名刺、ブログ、アイアンの表札。これらはすべてatooshiの永井弘人さんにデザインしていただいたものです。

オーダーの革靴屋を始めようと屋号を決め、「さあロゴを考えよう!」と意気込んだ数年前。自分の手で中途半端なものは作りたくない。とはいえ頼れるプロの知り合いもいない。そんな中、PCで検索して辿り着いたのが永井さんでした。

「この人なら良い仕事をしてくれるに違いない」と私の直感が働き、早速問い合わせ。それ以来ずっと頼りにさせていただいているデザイナーさんです。今更ですが、私の最初の直感は正しかったなと自負しています。

そんな永井弘人さん、現在中目黒のギャラリーにて「人の顔が魅えるデザイン展」を開催しています。

 

僭越ながら、delightful toolについても取り上げていただいております。

 

ショップカード、フライヤーなど永井さんが手がけた様々な作品が並んでいますが、このデザイン展の面白いところはデザインに至る背景がきちんと語られているところだと思います。クライアントの想い、それを永井さんがどのように捉えてこのデザインが生まれたのか…

何となく敷居が高いと感じてしまいがちなデザインを身近に感じることができる素晴らしいデザイン展でした。

日常に寄り添ったデザイン。

永井さんが生み出したロゴやグラフィックにはそんな言葉が似合うと思います。

どなたでも気軽に入れるデザイン展ですので、ご興味のある方は是非。

 

「人の顔が魅えるデザイン展」

2017年10月28日(土)〜11月5日(日)

午前11:00〜午後9:00(最終日は午後7:00まで)

中目黒river side gallery

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