delightful tool

作り手が丁寧に作りこんだ道具を、使い手にきちんと伝え、届けます。

スエード2色入荷

新しいスエードが入荷しました。

イタリアのタンナーが手がけるスエードです。

以前から扱っているスエード、チャールズ・F・ステッドのスーパーバックに比べてふんわりと柔らかい質感です。柔らかいものの、厚みは十分にあります。

 

こちらがネイビー。(実物は1枚目の画像のように、もう少し青みが強いです)

 

こちらがグレーです。

各色1枚ずつの入荷で、継続して入ってくる予定はありません。

ネイビーに関しては、同色の型押し革BELUGAと合わせてコンビシューズにしても良さそうです。

一枚の革を広げた状態でご覧いただくと、このスエードの質感が良くわかります。もちろん手で触っていただくこともできますので、是非アトリエショップで触れてみてください。

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PATMOS

今日は久しぶりの晴れ。

明日からはまた雨が続きそうですが、束の間であっても太陽の光を浴びるのは嬉しいものです。自宅前の路面が乾いたおかげで、落ち葉の掃き掃除もできました。

こちら、悪天候続きで中々写真が撮れなかったため紹介が遅れていた革です。

トルコのタンナーが手がけている革でPATMOSと言います。色はボルドーです。

厚みは1.3~1.4ミリほどありますが、柔らかくしっとりしています。レディスを含め、プレーントゥにすると良い一足になりそうです。

いつもお世話になっている革屋さんにサンプルとして入ってきていたものでして、在庫はこちらの1枚のみ。小さい革ですので、取れる足数も少なめです。(小さめサイズで何とか2足くらいでしょうか…)

アトリエショップでは端切れではなく、革を1枚でお見せすることができます。

ご興味のある方は是非お問い合わせください。採寸や試し履き、革などの見学だけでも承っておりますので。

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TEMPESTIのエルバマット

関東も梅雨明けです。

夏本番を迎えるこの時期には少し暑く感じるかもしれませんが、こんな革が入荷しております。

イタリアのタンナーTEMPESTI(テンペスティ)社のエルバマットという革です。

オイルが入ったずっしりと重たい革。色々と試してみまして、少量のクリームとブラッシングでも良い光沢が出ました。経年変化の期待も高まります。

 

今回入荷した色は3色です。

ブラック。

 

ダークブラウン。画像の通り、程よい赤みがあります。

 

オリーブ。深い緑色です。この色、個人的にはチャッカーブーツにしてみたいです。

ジーンズ、チノパン、ワークパンツに合わせる革靴としていかがでしょうか。エルバマットで作った一足は存在感がありつつ、様々なシチュエーションで活躍してくれそうです。

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水牛(バッファロー)の革

昨日から一変。気温は下がり、シトシトと雨が降っております。油断すると体調を崩してしまいそうな気候の急変です。

昨日はそんな暑さの中、同じ神奈川にお住まいのお客様がアトリエショップに足を運んでくださいました。横浜のようなメジャー地域でないにも関わらずお越しいただけること、本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。

delightful toolにご興味を持たれた方は、問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。大和市のアトリエショップで、コーヒー(苦手な方には日本茶なども)をご用意してお待ちしておりますので。

 

さて、今回は表題の通り水牛の革について。

色は黒1色、在庫も1枚のみですが、こちらの革が入荷しております。

 

水牛(バッファロー)の革はこのようなシボが特徴です。

シボの出方は革の部分によって変わってきます。それがこの革の面白さ。

ほどよくラフな一足に仕上がってくれるはずですので、ジーンズに合わせて楽しんでみたいです。

 

また他の革と比べてソフトな一枚です。

「カジュアルメインの革靴で色は黒。ただ、表情が乏しい靴にはしたくない!」

ピンポイント過ぎるご要望かと思いますが、そんな方にはピッタリの革だと思います。

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革の大きさ

2週間ほど前にグラウンドカバーとして庭に植えたクラピアが、少しずつ広がってきました。

5~10月にかけて一気に広がるようですが、真夏日はクラピアにとって良い一日だったのでしょうか?

 

今日は昼前に、気になっていた革を見るため浅草方面に出てきました。

こちらは私がカットした革のサンプル(ゾンタのOLD ENGLAND)です。

このカットサンプル10センチ×10センチの正方形は、革一枚のサイズを測る基本。10センチ平方は1デシと言い、これを基準にして「この革は1デシあたり◯円で、◯◯デシのだから…」と革一枚の値段が決まっています。

革を購入する時はデシ単価(1デシあたり◯円)がもちろん気になります。ただそれと同時に気にしているのは、一枚の革から何足の靴を作れるか。

一枚の革は、靴作りにおいて隅々まで使えるわけではありません。デシ単価が安くても靴として使える部分が少なければ一足あたりの材料費(革代)は高くつきます。逆にデシ単価が多少高くても靴として使える部分が多ければ材料費は抑えられます。

天然素材ゆえの難しさとも言えますが、こんなことを色々考えながら革を選ぶのも楽しいものです。

ちなみに今日見てきた革、靴にするのがワクワクするような非常に良いものでした。ご紹介は少し先になると思いますが、是非ご期待ください。

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