delightful tool

作り手が丁寧に作りこんだ道具を、使い手にきちんと伝え、届けます。

キャメル色の革

今日は久し振りの雨。陽射しが少ないのは寂しいですが、ひどく乾燥するこの時期にはありがたさもあります。

今回はブログで触れる機会が少なかった、こんな明るい色味の革をご紹介いたします。

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イタリア・ゾンタ社のOLD ENGLANDです。

 

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こちらのサンプルシューズは私が1年近く着用したものです。乳化性クリームのみを使った普段のメンテナンスですと、このくらいの落ち着いたツヤ。多少主張がある色ではありますが、ツヤは出過ぎないので色々な服に合わせやすいです。深く考えず、ジーンズやチノパンに合わせていただいて問題無いと思います。私はそのように履いていますので。

 

色とシルエットが合わさって、可愛らしい印象もあるこちらの靴。

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ワックスを使ってしっかり光らせると、また違った印象を出せます。ジャケット×ウールのパンツに合わせる時などは、このようにパリッと光らせるのも良いです。この革はキメが細かく、光らせる作業も楽な革です。

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オーダーシューズでお選びいただける革は全てアトリエショップで保管しております。カットされたサンプルレザーだけでなく、裁断前の革も見て触ってみてください。

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BELUGA再考

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柔らかく、履き始めから足馴染みが良い革。

 

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柔らかいといっても十分な厚みがあるので、履いた時に「フニャフニャで頼りない」といった印象はありません。

 

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表面に凹凸があるシボ革は、ツルっとした革に比べて傷が目立ちにくいです。まさに日常使いに最適な革。

 

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木型の丸みと合わさって、柔らかい印象の靴に仕上がります。

 

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色は黒、紺、茶の3色。以前ご紹介した通り、靴クリームで色の変化が出やすい革です。特に茶色はクリームによる色の変化が顕著です。

BELUGAの魅力、ポイントを改めて書き並べてみました。こうして振り返ってみると、昨日ご紹介した「ロウを引いていない平紐」と似た良さがある革なのかなと思います。穏やか、素朴な表情でありながら、機能性と出過ぎない個性を兼ね備えている。そんな共通点が見えてきました。

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素材で味付けを

3連休の最終日。今年はカレンダーに恵まれたクリスマスですね。クリスマスの日曜日、TOKYO FMから山下達郎のサンデー・ソングブックが流れてくる。「なんだか良いクリスマスだな」と感じています。

昨日のブログでお伝えした通り、靴としての立ち位置については常々考えております。カジュアルにもドレスにも振り過ぎないよう意識していますが、delightful toolの軸足はやはりカジュアルです。その上で履く人の色が出るような味付けができれば良いなと思っています。

例えばカジュアルな一足に素材で味付けを。

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NEW YORKとBELUGAの黒。

 

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NEW YORKとBELUGAの茶。

2種類の革を組み合わせます。NEW YORKBELUGAの組み合わせは、エイジングを楽しみやすいコンビシューズに仕上がることもありお勧めです。コンビシューズとはいえ、同色であれば程よい上品さが出ます。色も素材も変えた場合は個性が強くなりますが、それもコンビシューズの楽しさです。

ある程度切り返しがあるデザインの方が、コンビシューズであることが生きてきます。

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ウィングチップ。

 

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パンチドキャップトゥなどがお勧めです。

コンビシューズでご注文いただいても追加料金はかかりません。ブーツや穴飾りなどの追加がなければ、税込¥70,200(マッケイかマッケイ+セメント製法)か税込¥97,200(9分仕立て)でオーダー可能です。店頭には大判の革もございますので、実際に組み合わせてみながらご検討ください。

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BELUGAを掘り下げる

今回はイタリアのタンナー・コンチェリア800社のBELUGAという革を掘り下げてみたいと思います。

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色は黒、茶、紺の3色からお選びいただけます。

 

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タンニン鞣しの型押し革で、このような表情をしています。

BELUGAの茶色はクリームなどで仕上げるとツヤはもちろんですが、色の変化が出やすい革です。

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色がついた乳化性クリーム(今回はM.モゥブレイ・シュークリームジャーのレッドマホガニーを使用)を塗り込み、ブラシで馴染ませてみます。

 

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向かって左がクリームを塗った後です。

 

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さらに全体にクリームを塗り広げました。

今回は色つきのクリームで赤味を足して、ツヤを出してみました。色を変化させずにツヤだけを出すなら無色のクリーム、ツヤも必要なければデリケートクリームのみで仕上げる方法もあります。BELUGAはどのように手入れして、変化をさせていくかを考えることが面白い素材だと思います。「このクリームだとどんな変化が出るのか?」疑問が湧いた時には、革の端切れを使って店頭で確認もできます。お気軽にお声掛けください。

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NEW YORKを掘り下げる

今日のような気候が好きです。コートを着ないで日中外に出て、ちょっと寒いかなと感じるくらい。シャツ、ベスト、柔らかいウールジャケット。一番落ち着く、いつもの服装が心地よく、嬉しくなります。

今回は以前ご紹介した、MPG社のNEW YORKという革をもう少し掘り下げてみたいと思います。

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delightful toolでお選びいただける色は黒、チョコ(濃茶)、緑の3色。

 

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何も手を加えなければ、ツヤはほとんどありません。

 

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その革が、ごく少量のクリームを塗ってブラシをかけるとこのような質感に。綺麗なツヤが出て、ぐっと深い色味になります。(使用したのは無色のクリームです)

 

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2枚を重ねてみると、その違いは明らかです。

 

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向かって左側がクリームを塗った後、右側は何も手を加えておりません。

すぐにツヤを引き出しても良し。しばらく手を加えずにマットな質感を楽しむも良し。NEW YORKは履く人自身の「らしさ」を出せる方法で育てていただきたい革です。

店頭にはマットな革、ツヤを出した革、靴になった革、ロールの革、様々な状態の革がございます。目で見て、触って楽しんでいただければ幸いです。

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