delightful tool

作り手が丁寧に作りこんだ道具を、使い手にきちんと伝え、届けます。

チャッカーブーツ再考

暖かそうな日差しに期待して外に出たことを後悔しました。最高気温は10度を下回っていたのですね。これからはもう一段階寒さに耐えられるアウターの出番になりそうです。

寒さが厳しくなってくると、足首まで覆ってくれるブーツのありがたみを感じます。

170106_1

7アイレットや8アイレットのブーツに比べて丈は短めですが、チャッカーブーツも同じ安心感があります。

 

しかしチャッカーブーツ最大のメリットはこの部分の構造にあると思います。

170106_2

170106_3

紐を解き、ガバっと広げることが容易にできます。

 

タン(親指を添えている部分)を引っ張れば、履き口はここまで広がります。

170106_4

チャッカーブーツは他の紐靴に比べて、履くことも脱ぐことも簡単です。紐靴のホールド感の良さと、着脱における機能性の高さを備えたチャッカーブーツ。何年か履いていないデザインでしたが、久しぶりに一足欲しくなってきました。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ

木型の補正

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

関東では晴天が続き、革靴を気持ち良く履くことができています。ありがたいことです。

 

2017年1回目のブログは木型についてのお話です。

delightful toolの靴は足を計測してから1足ずつ製作しますので、ベースとなる木型を補正することもあります。

last

補正する際はこのように木型に革を当てます。例えば「サイズ25だと小指が少し当たるけれど、25.5にサイズを上げると全体的に緩くなる」といった状況でこの調整を行います。25の木型の小指部分に革を当てることで、完成した靴の小指周りには少しのゆとりができます。これが「乗せ甲」と呼ばれる木型の補正方法です。

delightful toolではこの乗せ甲での補正のみ行っております。木型を削るといった方法もありますが、乗せ甲以外の補正は最終価格がある程度上がってしまいます。ベースとなる木型のバランス、価格面を考慮して乗せ甲のみに絞り込んでいます。

足の計測、外で履けるサンプルシューズの試し履き、乗せ甲での木型補正、ANCHOR BRIDGEでの製作…全ての流れが、お客様にとっての良い一足につながればと思っております。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ

革靴をカビから守る

快晴です。気温は低いですが、関東の冬らしい爽やかさが心地良いです。

昨日の雨に降られた靴はいかがでしょうか?乾いてきましたか?この時期であれば気温が低いためそれほど心配はありませんが、雨に降られた靴はカビの発生にも注意が必要です。

カビが生えやすい部分は大体決まってますので、この3カ所に注意してください。

161228_1

一つ目は中底(インソール、足の裏が触れる部分)です。特に先端部分は要注意です。

 

161228_2

二つ目はコバ(底材の側面)です。ゴム底の靴であっても、この部分がカビにやられてしまうことはよくあります。

 

161228_3

三つ目は本底。レザーソール(革底)の場合は絶対です。

濡れた靴をしっかり乾燥。その後汚れを落として、湿度と温度を低い状態に保てればカビの心配はありません。とはいえ、そこまでの管理が徹底できないのが現実。そこで皮革製品に使えるカビ用クリーナーを活用します。

161228_4

こちらはM.モゥブレイのモールドクリーナーというカビ専用のクリーナーです。このアイテムはカビが生えてからよりも、カビを予防する際に真価を発揮します。靴の乾燥中、上記3カ所にスプレーしてください。それだけでカビの発生を抑えてくれます。消毒用のエタノール、オキシドールなどカビ対策には色々なものを使ってきましたが、カビ専用だけあってモールドクリーナーの効果は抜群です。

大切な一足を守るために、このようなケア用品も是非活用してください。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ

年末年始の営業時間について

2016年も残り僅かとなりました。年齢を重ねたときの一年のスピード…ひしひしと感じております。

年末年始は下記の通り営業いたします。

12月28日(水) 通常営業

12月29日(木)~1月3日(火) 休業

1月4日(水)通常営業

長めのお休みをいただきますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ

乾燥や保管に良い場所

久しぶりの本降りです。油断して普通のスニーカーで出てしまい、インソールにも水が。店で革靴に履き替えましたので、夜までできるだけスニーカーを乾かします。

161227

スニーカーであれ、革靴であれ雨に濡れた時は乾燥させる必要があります。

乾かす際のポイントはしっかりと風を通すこと。玄関にそのまま置きっぱなしはお勧めしません。少し高いところ(靴専用のラックがあればベスト)に逃がして、扇風機や除湿機で風を送ると良いです。ストーブなどの温風を近距離で当てるのは革に良くないのでご注意ください。

木造の戸建てで生活していてやっと気付いたのですが、どこで乾燥させる(保管も)かは結構大切です。家の中には風通しの良い場所や悪い場所があります。できるだけ空気が動く場所を見つけて、そこで乾燥や保管ができるとベストです。良い場所がなければ、扇風機や除湿機を上手く活用してください。大切な一足のため、乾燥や保管にも少しの気遣いをお願いいたします。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ