delightful tool

作り手が丁寧に作りこんだ道具を、使い手にきちんと伝え、届けます。

革底(レザーソール)

本日は底材紹介の第6回。革底(レザーソール)です。

delightful toolでは、比較的返りが良いイタリア製の革底を使用しています。

161111_1

161111_2

161111_3

画像の通り「これぞ革靴!」と感じさせる綺麗な仕上がりが、革底が持つ最大の魅力だと思います。

 

161111_4

あらかじめ入れた切り込みの中に底縫いをかけることで、縫い糸は露出しない仕様。(メス入りのマッケイ製法)

 

161111_5

161111_6

ヒールのトップピースは革とゴムのコンビタイプ。クサビ型、ダヴテイルと呼ばれる形状のトップピースをつけています。(ゴムのみのトップピースもお選びいただけます)

グリップ力や耐摩耗性、クッション性であれば、革底よりもゴム底やスポンジ底の方が優れています。それでも現代の革靴に革の底材が使われているのは、ゴム底やスポンジ底では出せない「革靴らしさ」「革靴の良い緊張感」を生み出せるからだと考えています。以前お客様から「革底の靴で歩いた時、コツコツという音で背筋が伸びる」といったお話を伺った時には、非常に納得できました。

やはり大切なのは、その靴を履くシチュエーション。普段履きとはいえ、仕事でビシッと履く革靴であれば革底を選ぶのも良いですね。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ

ビブラム社の700ソール

10時頃からしっかりと日が差し込んできたなと思いましたが、日中の気温は思いのほか上がらず。この時期は必ず天気予報で最高気温と最低気温をチェックして、着るものを決めるのが日課です。ちょっと面倒ではあるものの、それはそれで楽しいなと思います。

今回は底材紹介の第5回。ビブラム社の700ソールです。

1

2

3

今までご紹介した底材に比べると、重さがあります。しかしグリップ力と耐久性の高さは文句無し。柔軟性、クッション性などのバランスもしっかり取れています。ビブラム社が手掛ける製品の中でも、700ソールは傑作だと思っております。

 

4

5

ヒールは独立しています。これだけの厚みがあり耐摩耗性も高いため、ヒール(トップピース)の持ちは良いです。

 

6

間に中板を挟むダブルソール仕様でなくても、これだけの厚みが出ます。

ビブラムの700ソールは様々なブーツメーカーが採用している底材です。この底材を選ぶことで加わる泥臭さも、一つの良さだと思います。そのような点も合わせてオーダーを楽しんでいただければ幸いです。

※700ソールは底付けの兼ね合いで、マッケイ製法ではお選びいただけません。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ

ビブラム社の2060ソール

こんなにすっきりした「雨のち晴れ」ってあるのだろうかと嬉しくなります。気持ちの良い午後です。

今回は底材紹介の第4回。ビブラム社の2060ソールです。

161101_1

161101_2

161101_3

スポンジソールのため厚みがあっても軽く、クッション性が高い底材。もう少しカジュアル色が強い靴に使われることが多いかと思いますが、このサンプルシューズは「靴本体とのギャップが楽しいかな」と考えてこのような組み合わせになっています。

 

161101_4

真横から見ると、この底材が持つボリューム感がわかりやすいです。この2060にはよく似た見た目の2021という底材があるのですが、実はそちらに比べればすっきりしています。

 

161101_5

ヒール部分は本体と一体成型のユニットソールです。

2060ソールはデザインや革との合わせ方次第で、「外し」「遊び」の色が出ます。ちょっと変化球のカジュアル靴をご希望でしたら、特にお勧め。もちろん機能面でも安心の底材ですので、気になる方は店頭でご相談ください。

オーダーシューズでお選びいただける底材のご紹介は今回で一区切りとさせていただきます。あと2つご紹介する予定の底材があるのですが、そちらはまだサンプルが届いておりませんので。サンプルの到着まで、もうしばらくお待ちください。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ

リッジウェイソール

オーダーシューズでお選びいただける底材のご紹介、第3回です。今回はハルボロラバー社のリッジウェイソール。

161031_1

161031_2

161031_3

独特のパターンに見覚えがある方もいらっしゃるかと思います。ヨーロッパのカジュアルな雰囲気の革靴によく使われている、定評あるゴム底です。安定したグリップ力、耐久性、柔軟性。ダイナイトソールに比べるとボリュームは出ますが、そこまでハードな印象はありません。

 

161031_4

真横から見るとこのようなバランスです。もっとボリュームが必要な場合は、ミッドソールというパーツを靴本体と底材の間に挟む方法(ダブルソール仕様)があります。

 

161031_5

161031_6

リッジウェイもヒールは独立しています。昨日のダイナイトソールと同様に、トップピースの交換修理が可能な構造です。

リッジウェイソールはdelightful toolの木型やデザインへの馴染みが良く、9分仕立ての際は特にお勧めです。画像のブーツはサイズ26ですので、サイズが合う方は是非リッジウェイソールの履き心地をお試しください。

※靴のサイズ、製法によってはリッジウェイソールがお選び頂けないこともございます。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ

ダイナイトソール

「気温差5度で衣服一枚分」と言われているそうです。恥ずかしながら私は昨日流れていたラジオで初めて知りました。今日の東京、予報での最高気温は15度。外に一歩出ると、コートを一枚羽織って正解と思う寒さでした。

 

さて、昨日に続きオーダーシューズでお選びいただける底材のお話です。今回はこちらの靴に使われているダイナイトソール(ハルボロラバー社のスタッドソール)について。

161030_1

161030_2

161030_3

161030_4

スタッドstudded(正確にはスタッデッド)ソールの名前通り、丸いポイントが点在しています。新品のうちは接地部分の面積が狭いため「ゴム底の割に滑るな」と感じられるかもしれませんが、しばらく履いて底が若干すり減ってくると落ち着くはずです。そこからがダイナイトソールの本領発揮でグリップも効いてきます。接地感は硬いものではなく、衝撃吸収にも優れています。

 

161030_5

またゴム底ながら見た目がすっきりと仕上がります。これもダイナイトソールの良さです。

 

161030_6

161030_7

ヒール部分は独立しています。ある程度すり減ったところで、トップピースと呼ばれる部分のみの交換修理ができます。

「綺麗なバランスで靴をオーダーしたいけれど、革底(レザーソール)は滑るから…」とお考えであれば、ダイナイトソールは良い選択です。多くの革靴に採用されているのも納得の底材です。

※ダイナイトソールは底に縫いをかける際の兼ね合いで、マッケイ製法ではお選び頂けないことがあります。

ページの先頭へ戻る

カテゴリ